【決算】啓林堂書店 漏水被害で損失計上

2021年12月21日

 啓林堂書店は12月17日、第43期決算を公表した。流動資産は前期比約4700万円減の7億3000万円、流動負債は同約1億7200万円減の1億5300万円、固定負債は同約1億2000万円増の3億4000万円だった。自己資本比率は前期から1.0ポイント改善し45.2%だった。

 

 また、当期純損失は約2600万円(前期は純利益80万円)だった。これは、8月28日に同社運営のジュンク堂書店奈良店において、上階設備より大規模漏水が発生し、被害損失を計上したことなどが影響している。