名古屋でティラノ展 読売新聞社など主催 全身骨格、ロボットも

2021年12月14日

 ティラノサウルスの巨大な全身復元骨格や実物化石などを展示する「ティラノサウルス展」(読売新聞社など主催)が11月13日、名古屋市中区の市科学館で開幕し、親子連れなどでにぎわっている。

 

再現ロボット(手前)や「アイヴァン」(右奥)の全身復元骨格が展示された会場

 

 全身骨格4体のうち、2005年に米国で発見された「アイヴァン」は、草食恐竜エドモントサウルスに襲いかかる様子を再現しており、日本初公開。ティラノサウルスとトリケラトプスの動きを再現したロボット2体や、ティラノサウルスが目の前で戦っているような映像を見られるコーナーもあり、迫力ある演出が人気を呼んでいる。

 

 同館の担当学芸員は「ティラノサウルスの全身復元骨格4体にはおとなと子どものものがあり、歯や骨の大きさなど違いを見比べてほしい」と話している。

 

 来年2月13日まで。1月10日を除く月曜と第3金曜、12月29日~1月3日、1月11日は休館。一般1700円、大学生・高校生1000円、小中学生500円。