2021年「『本の日』ブックカバー大賞」発表 11月1日から参加書店で文庫購入者に配布

2021年10月29日

 

 「本の日」実行委員会は10月27日、今年度の『「本の日」ブックカバー大賞』受賞作品を発表した。大賞はセキサトコさんの「本のまち」。今回、大賞を受賞したセキさんは山口県在住のイラストレーター。このほか、各編集長賞4作品も選出された。大賞作品は11月1日から、ブックカバーとして全国の書店171店舗で文庫を購入した人に配布される。


 同賞は8月1日から9月20日まで「読書が楽しくなるブックカバー」をテーマに文庫用ブックカバーのデザインを募集。応募資格は“本が大好きな人”。今年度の応募総数は、前回実施時の2倍以上となる516作品。デザインのプロからアマチュアの学生まで、さまざまな人から応募が寄せられた。


 募集期間終了後、参加書店での選考結果を踏まえ、矢幡秀治実行委員長(日本書店商業組合連合会会長・真光書店)を審査委員長とする、デザイン・美術系雑誌4誌の編集長で構成された審査委員会で審査を行なった。

 

 矢幡実行委員長は、「テーマが『読書が楽しくなるブックカバー』ということから、どの作品も読書という言葉から広がるイメージをいろいろな形で表現しており、独創的なものが多くみられた」とコメント。

 

 続いて、セキさんの「本のまち」について、「この作品は広げて全体を見ると『本の日』という文字が道路として描かれており、本の背にはさりげなく『11月1日』と書かれている。また、本に巻くとその華やかさが際立ち、魅力的なブックカバーとなる。まさに『本の日』そして今回のテーマに合致した作品」と大賞受賞の理由を語った。

 

 各編集長賞を受賞した4作品は下記の通り。


各編集長賞

「イラストレーション」編集長賞:『ふしぎなせかい』なりた きよし(神奈川県、学生)

「アイデア」編集長賞:『はじまりとおわり』徳永実華(兵庫県、学生)

「芸術新潮」編集長賞:『目も皿にして読み耽る』小林大悟(東京都、自由業)

「美術手帖」編集長賞:『プロローグ』大久保澪(神奈川県、学生)