読売マーケティング賞、アニプレックスに最高賞

2021年7月8日

 読売新聞社の広告媒体やイベントなどを効果的に活用した企業・団体のマーケティング活動を顕彰する「第2回読売マーケティング賞」(読売新聞社主催)の選考会が6月25日に開かれ、グランプリにアニプレックス、準グランプリに藤子・F・不二雄プロ、セイコーウオッチが輝いた。

 

 グランプリに選ばれたアニプレックスは人気スマホゲーム「Fate/ Grand Order(フェイト/グランドオーダー、FGO)」の配信開始5周年に合わせ、2020年5~7月に47都道府県で読売新聞などの全国紙と地方紙に、デザインが異なる計48通りの30段広告を掲載。同年8月には読売新聞で、これらすべての広告を見開きで紹介するなどした8ページの大型広告企画を掲載した。一連の広告がSNS上で話題になったことも評価された。

 

 同賞の選考委員会は、AI開発会社「シナモン」取締役会長の加治慶光氏が委員長、フリーアナウンサーで東洋学園大教授の八塩圭子氏らが委員を務めた。受賞作品の紹介は読売新聞で9月に掲載を予定している。