冨山房インターナショナル 絵本『ゆびのこと、 しってる?』刊行

2021年7月5日

□A4判/32ページ/定価1980円

 

 冨山房インターナショナルはこのほど、絵本『ユリ子おばちゃんのおしゃべりえほん ゆびのこと、しってる?』を発行した。世界的なヴァイオリニストでもある黒沼ユリ子さん作、彼女の小学生時代の恩師・大西三朗さんが挿画した。

 

 「毎日使っている“ゆび”には、どんな物語があるのでしょう?」――。プラハ音楽芸術アカデミー在学中に、プラハ現代音楽演奏コンクール第1位になるなど、有名なヴァイオリニストでもあるユリ子おばちゃんが、「ぼく」「わたし」としゃべりながら、〝ゆび〟がもつ奥深い世界へと導く。今回、初めての絵本に挑戦した。

 

 かつて東京の笹塚小学校で自由な絵の楽しさを教えた大西先生と、才気煥発の少女だったユリ子さんが「70年の歳月を経て共作した“奇跡の絵本”」としている。