ポプラ社  オンライン選書イベント「図書館マルシェ」で、青山美智子氏のミニトークショー決定

2021年4月20日

著者の青山美智子氏

 

 ポプラ社は青山美智子『お探し物は図書室まで』が「2021年本屋大賞」で第2位に選ばれたことを記念し、4月27日から5月1日にかけて開催する学校・公共図書館向けオンライン選書イベント「図書館マルシェ」で、青山氏のミニトークショーを行うと決定した。実施日は4月30日18時55分から19時25分を予定している。

『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)

 

 同作は町の小さな図書室で働く司書を主人公とした作品。青山氏は実際に図書館でのアルバイト経験の持ち主で、執筆に込めた思いを語る予定だ。青山氏は「子どものころから、図書館は私にとって最もリラックスできる草原で、最もエキサイティングな冒険の国でした。それは今も変わらない。図書館の仕事に携わる方々と話ができることを、心から楽しみにしている」とコメントを寄せた。

 

 今回のミニトークショーでは、事前に募集した質問に青山氏がその場で回答するコーナーも用意。様子はWeb会議サービスZoomやYouTubeで配信する。

 

LINE活用「図書館マルシェルーム」でコミュニティづくり

オンラインイベント「図書館マルシェ」

 

 「図書館マルシェ」は、学校図書館・公共図書館の担当者に向けて選書に役立つ新刊情報やセミナーなどを発信するオンライン選書イベント。コロナ禍で、いち早く立ち上げた業界初の取り組みとして昨年7月に第1回を開催、続いて同8月に第2回を開き、延べ1720人が参加した。

 

 第3回は、より参加しやすくなるように期間を5日間に広げ、4月27日から5月1日まで行う。また、新サービスのLINEオープンチャット「図書館マルシェルーム」を追加し、図書館担当者同士のコミュニティづくりにも貢献できるようなプラットフォームづくりを目指す。個人のアカウントと紐づけずにコメントや質問を投稿できる。4月20日から稼働予定。

 

 ▽「図書館マルシェ」の申し込みはこちらから  https://www.poplar.co.jp/toshokanmarche/

 

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