東方出版 きのくに民俗文化財のガイドブック『和歌山県の祭りと民俗』を発刊

2021年1月18日

和歌山県の祭りと民俗

 

 東方出版(大阪市・稲川博久社長)は1月8日、和歌山県で受け継がれてきた祭礼や行事を紹介するガイドブック『和歌山県の祭りと民俗』(和歌山県民俗芸能保存協会)を発刊した。

 

 同書は和歌山県全域をカバーして、県の国指定重要無形民俗文化財と県指定無形民俗文化財を中心とした祭り・芸能・祭礼・行事を収録。新年やお盆、四季それぞれ執り行われる行事をはじめ、真言密教の霊場・高野山や、世界遺産に登録された熊野三山の祭礼行事などを、183点のオールカラー写真と解説を通じて現在の郷土色豊かな様子を伝える。

 

 完成までに約10年の歳月を要し、近年類書はほぼ見当たらないという。巻末に、県内の祭礼・行事一覧、索引を収録している。

 

 同社の稲川社長は、「地域は和歌山県限定ながら、民俗文化財ガイドとして全国の研究者・愛好家の参考になる内容に仕上がった。書店では、民俗や地方史のコーナーで展開をお願いしたい。A3大のポスターも用意しているので活用してほしい」としている。