イースト・プレス ちきりん氏のデビュー作『ゆるく考えよう』、表紙リニューアルで伸長

2020年12月16日

□文庫判/264㌻/本体667円

 

 イースト・プレスは2013年12月に初版1万6000部で刊行した、社会派ブロガーちきりん氏のデビュー作『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』を改めて売り出そうと、今年7月から帯を糸井重里氏の推薦コメントを掲載した高帯に刷新し、表紙をリニューアルするとともに、2刷目6500部を増刷した。

 

 表紙リニューアルに対する書店からの反応も上々で、拡材を活用した仕掛け販売店も増えるなど、好調に販売部数を伸ばした。その後も版を重ね続け、12月には6刷目5000部を増刷し、現在は累計発行部数3万6500部に達している。

 

 同書は、常識から離れ、力を抜いて自由に生きていく考え方を、具体的かつ実用的に紹介していることから、「コロナ禍にこそ売り出すべき商材」として、営業部が編集部に打診。表紙をリニューアルすることで、同書を新たに売り出すことを決定した。

 

 なお、著者のちきりん氏は、2005年に書き始めた社会派ブロで、一躍人気ブロガーとなり、現在ツイッターのフォロワーは30万人を数える。デグ「Cビュー作である同書をきっかけに、その後も『自分のアタマで考えよう』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)など多くの著作を持つ。