双葉社は8月18日取次搬入で前作『むかしむかしあるところに、死体がありました。』がブレイクした青柳碧人氏の新作童話ミステリー『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』を初版3万5000部で発売した。
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初版3万5000部で発売した童話ミステリー
「一寸法師」「花咲か爺」「つるの恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」といった日本の昔話を題材にした前作は、2019年4月に初版1万5000部で発売したが、同年の本屋大賞にもノミネートされ10位にランクイン。23刷15万8000部と売れ行きを伸ばしている。
新作は赤ずきんを主人公に西洋童話「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」をベースにした連作短編ミステリー。プルーフ版に対する書店からの反応は良く、SNSなどで盛り上がりを見せているという。
□四六判/本体1350円