参加券が購入レシートに印字、または書籍に挟み込まれている
世界文化社は８月６日刊行の北野唯我『これからの生き方。』の発売を記念して、史上初の書店チェーン横断オンラインイベントを８月25日に開催する。イベント参加は対象書店５法人（２００店舗以上）での購入者に限定し、ウェブ会議サービス「Zoom」を使用して行う。
対象書店の紀伊國屋書店、三省堂書店、丸善ジュンク堂書店（ウェブ書店ｈｏｎｔｏも対象）では参加券をレシートに印字し、有隣堂と大垣書店では書籍に挟み込まれている。
同書は「自分はこのままでいいのか？」と悩む人に向けた一冊。将来の不安を抱えながら働く人、人間関係に悩みながら鬱々と働く人、なぜ自分は上司に認めてもらえないかと悩む人、そんなあらゆる悩みに対してのヒントが描かれている。当日のイベントでは北野唯我さんが同書に込めた思い、そして読者が読んで感じたことを共有できる場を目指すという。
著者の北野さんは「人生のあらゆる場面で何度も書店に通い、本を通じて救われてきた」と語っており、その恩返しをしたいという気持ちが今回のイベントに込められている。
イベントでは同書ができるまでの軌跡や裏話などを著者の北野さんが明かす。また、参加する読者からの事前質問や当日質問も受け付けており、同書を通して伝えたい「これからの生き方」についても語る。
〈北野唯我さん コメント〉
北野唯我さん
リアル書店を応援するために、なにかできないだろうか？ 人生で一度でも「書店」によって自分が救われたことがある読書好きなら、この問いに少しは共感できるのではないでしょうか。私は、実際にそうでした。私は人生で苦しかった思春期、そして若手時代、何度も地元の書店に通い、本を通じて救われてきました。このコロナの苦しい時代に、５つの書店・２５０もの本屋が手を組んで、少しでも地域経済を支援できたとしたら、著者としてとても光栄であり、幸せなことだと感じます。
〈略歴〉
兵庫県出身、神戸大学経営学部卒。博報堂へ入社。ボストンコンサルティンググループを経て、２０１６年ワンキャリアに参画。現在取締役として人事領域・戦略領域・広報クリエイティブ領域を統括。またテレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。著書に『転職の思考法』『オープネス』(ダイヤモンド社)、『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)、『分断を生むエジソン』(講談社)がある。
〈イベント概要〉
『これからの生き方。』購入者限定 北野唯我さんオンライントークイベント
開催日時：８月25日（火）19：00～（18：45～入室可）
登壇者：北野唯我さん
参加方法：対象書店法人で『これからの生き方。』を購入。
※参加券は「レシートに印字」「書籍に挟み込み」のいずれかの方法で配布。
参加券に印字されたQRコード（URL）から参加できる。事前質問も受け付ける。同イベントは「Zoom」を使用して開催。
【注意事項】
〈対象書店５法人〉
「レシートに印字」・・・紀伊國屋書店、三省堂書店、丸善ジュンク堂書店（WEB書店 hontoも対象）
「書籍に挟み込み」・・・有隣堂、大垣書店
参加券を配布する店舗（７月３１日更新）
【更新 ７月３１日】
記事初出時、大垣書店について対象店舗を一部店舗としていましたが、全店舗に拡大されました。