「書店大商談会」と「BOOKEXPO2020」の開催中止を決定

2020年7月21日

昨年9月25日に開かれた第10回「書店大商談会」には1697人が来場した

 

 東京で書店大商談会を開催している「書店大商談会」実行委員会(矢幡秀治実行委員長)と、大阪で商談会BOOKEXPOを開催している「BOOKEXPO」実行委員会(大垣全央実行委員長)は7月20日、それぞれ今年の開催を予定していた「第11回書店大商談会」と「BOOKEXPO2020」の開催中止を発表した。


 「第11回書店大商談会」は10月下旬、10回目となる「BOOKEXPO2020」は11月4日の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け開催中止を決めた。

 

 「書店大商談会」実行委員会はパンフレットによる商談会を実施し、「BOOKEXPO」実行委員会は「商談会に変わるもの」を検討している。

 

 「第10回書店大商談会」は2019年9月25日、東京・文京区の東京ドーム「プリズムホール」で開かれ、出版社など209社(前回比8社減)、220ブース(同8ブース減)が出展し、1697人(同289人減)が来場。商談成立金額は5563万2326円(前回比1・4%減)だった。

 

 「BOOKEXPO2019」は19年11月6日、大阪市北区のグランフロント地下2階コングレコンベンショインセンターで開かれ、出版社、第三商材企業239社(251ブース)が出展した。

 

 問い合わせは両実行委員会とも事務局を務める出版文化産業振興財団(JPIC)。

 

第10回「書店大商談会」 商談成立金額は前回比1・4%減の5563万、商談件数と来場者数も減少

 


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