JTBパブ  「るるぶキッチン」がコロナ禍の生産者支援、淡路島の特産品を宿泊券とセットで販売へ

2020年6月12日

おうちdeごとうち絶品グルメ 淡路島・洲本市 特産品生産者応援企画

 

 JTBパブリッシングと兵庫県洲本市は、6月13日から新型コロナウイルスの影響により需要が減った生産者を応援する<『るるぶキッチン』presents おうちdeごとうち絶品グルメ 淡路島・洲本市 特産品生産者応援企画>のラインナップを拡大し、5000円の宿泊利用券もセットにした全10商品を販売する。

淡路島・兵庫県洲本市


 今回の応援企画は、観光のほかに農漁業などの第一次産業が盛んな淡路島・洲本市の生産者を支援するもの。新型コロナの影響で地元ホテルの宿泊者が急激に減少し、出荷先であった飲食店の自粛休業などで特産物の需要が大きく低迷した。

 

 牛肉は需要が8割以上減で値崩れが起き、養殖魚も出荷先が決まらず、特産品の「完熟たまねぎ」の生産者も頭を悩ませていたという。


 そこでJTBパブリッシングは、生産者支援を目的に「るるぶキッチン」が厳選した肉・魚・野菜などの特産品をウェブ上で販売し、洲本市内の宿泊施設で利用できる5000円分の宿泊利用券もセットにした。

 

 販売は6月13日からで、セット商品は全10点。20年8月31日まで販売する予定。宿泊利用券は22年9月まで利用可能、コロナ収束後に洲本市への旅行で使うことができる。

 

淡路牛の切り落し

 

 JTBパブリッシングでは『るるぶ情報版』や『マニマニ』などの旅行情報誌のほか、Webサイト『るるぶ&more.』に加え、飲食店舗editor's fav「るるぶキッチン」を展開している。


 同店は“るるぶ”をはじめ、多くの旅行ガイドブックを手掛ける同社が、全国各地の取材で知った各地の食材や料理を、リアルの場で提供するバルスタイルの飲食店。2017年6月に東京・赤坂で1号店、10月に京都・烏丸御池で2号店、19年3月に東京・浅草で3号店をオープンしている。

 

【販売サイト】BASE https://rurubusumoto.thebase.in