紀伊國屋書店 電子図書館導入館向けにコンテンツを無償提供

2020年3月16日

 紀伊國屋書店は新型コロナウイルス感染拡大の影響による小中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校の事態に際し3月9日から、電子図書館「LibrariE」を導入している学校図書館に対し、期間限定で特定コンテンツを無償提供している。

 

 無償提供の配信作品は日本電子図書館サービスとKADOKAWAの協力で「角川つばさ文庫」ほか100点。配信形態は貸し出し数の制限をかけないマルチライセンス(同時接続可能)、対象期間は4月5日まで。

 

 「LibrariE」は2015年から販売を開始した一般書中心の電子図書館。20年3月現在で大学59館、学校33館に導入されている。小説、英語多読書、実用書、問題集など5万5000点以上を搭載し、購入タイトルをモバイル端末やPCなどから自由に閲覧できるほか、音声読み上げ機能などアクセシビリティにも配慮している。