文化通信社 B.B.B特集フェア企画で出版各社、トーハンと連携

2019年12月24日

対象書籍などを掲げる協力出版社の担当者

 文化通信社はこのほど、複数の出版社や取次会社トーハンと連携し、月1回発行の増刊版「文化通信BB」(以下、B.B.B)に掲出した書籍を店頭で活性化させる連動企画フェアを実施する。

 

 協力出版社はKADOKAWA、誠文堂新光社、日本実業出版社、日本図書センター、マガジンハウス、毎日新聞出版など数社で、トーハンが運営する「TONETS V」をもとに、フェアの促進を図る「MDフェア」の枠組みにそって、書店に対しフェアの提案を行う。

 

 「MDフェア」は、トーハンからの提案に対し、書店が自発的に実施するフェアで、点数や冊数も書店側が任意に決められる。また、MDフェアの拡材データを使えば、発注・入荷を待たず店頭在庫でスピーディーにフェア展開ができ、消化率アップにつながるという。

 

 トーハン・仕入統括室の吉村博光マネジャーは「返品率の高さは、業界全体の課題。『MDフェア』は課題解消の一助となるはず」と話す。

 

「文化通信BB」11月号、「10代の君たちに贈る“生きる”本」特集

 

 今回の連動企画のフェア対象書籍は、B.B.B(11月4日号)の「10代の君たちに贈る〝生きる〟本」特集で掲載した書籍『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)や『14歳の君へ』(毎日新聞出版)、『本当の「頭のよさ」ってなんだろう』(誠文堂新光社)をはじめ、「TONETS V」での販売部数などを参考に、フェア企画にそった各社好調書籍を加えた合計20点。書店はそのラインアップからフェア書籍を決める。

 

 トーハンは2020年1月上旬から実施書店を募り、書店でのフェア開始は2月中旬を目途に開催する予定で、協力出版社のひとつ毎日新聞出版・営業部の末永亮氏は「2~3月は卒業、進級進学のプレゼント用に、さらには春先では『朝の読書』用として本を探す方も少なくないのでは。中期的に売り伸ばしが期待できるため、本企画の展開店舗を広げていきたい」と力を込める。

 

 また同社が刊行する小中学生にニュースをわかりやすく解説する月刊誌『Newsがわかる』でも、フェアのタイミングに合わせて、対象銘柄を紹介する予定だ。

 

 なお、パネルや各書名のPOPなどの販促資材は、文化通信社がB.B.Bの特集紙面のビジュアルイメージを活用し、制作する。

 

問い合わせ先〉

 文化通信社営業部=電話03(3812)7466