CPU 第9回CPU大賞を発表 Python、人工知能などが売れ行きを牽引

2019年7月10日

 コンピュータ出版販売研究機構(CPU)は6月27日、2018年度の活動報告ならびに第9回CPU大賞を発表し、「コンピューター書籍 書店別18年度売り上げランキング」による全国の書店2000店の昨年対比によるPOS冊数の平均が104・7%と書籍の販売不振といわれる中、前年を大きく上回ったことを報告した。


 この売り上げランキングをもとに、CPUが手がける「棚分類コード」で実績を調べたところ、「Python」が昨年対比159・7%、「人工知能」が151・4%、イラストレーターやフォトショップなどの「クリエイティブ」が151・4%、「子どもプログラミング」が117・9%など、大きな伸張があったジャンルについて説明した。


 活動報告では、くまざわ書店、大学生協それぞれと年間を通した合同フェアを実施。くまざわ書店での合同フェアは、コンピューター書の売れ行きがいい30店をピックアップし、月替わりのテーマ展開を実施したところ、販売実績が大きく伸張するなど、好事例に繋がったことが報告された。


 新会員の報告があり、4月1日付でソシムが準会員として入会。会員社数は正・準あわせて7社となった。


 CPU青年団の活動について報告があり、「棚分類コード」のアップデート、メンテナンスを実施し、今回改訂分から要望の多かった「逆引き」を収載。また、版元間・書店間の連携を強化し、工学書協会のコードに採用されたことを報告した。

 

紀伊國屋書店新宿本店が3年連続1位


 つづいて、第9回CPU大賞の発表を行い、売り上げ部門1位は前期比106・6%の紀伊國屋書店新宿本店が3年連続1位を達成。2位は同104・7%のジュンク堂書店池袋本店、3位は同104・4%の丸善丸の内本店が受賞した。


 書店部門では、丸善日本橋店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、有隣堂横浜西口店、くまざわ書店ペリエ千葉本店、ACADEMIAイーアスつくば店の5書店が受賞。


 新人部門は、三省堂書店東京駅一番街店、ジュンク堂書店吉祥寺店、有隣堂藤沢店、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店に贈った。


 青年団部門は、紀伊國屋書店佐賀店、特別賞にくまざわ書店、大学生協事業連合がそれぞれ受賞。


 書籍部門は、青山公士『ドラゴンクエストⅩを支える技術―大規模オンラインRPGの舞台裏』(技術評論社)に賞を贈った。