デーリー東北新聞社 決算は2年ぶり増益に 本社・店の新聞拡張で成果

2019年7月5日

 デーリー東北新聞社は6月28日に開いた定時株主総会で、第74期事業報告、計算書類報告など原案通り承認した。決算は営業収入が41億6453万円(前期比1・4%減)、営業費用は39億9375万円(同2・1%減)、営業利益は1億7077万円(同18・1%増)、経常利益は2億1769万円(同21・3%増)となった。これにより当期純利益は1億4970万円(同46・2%増)で、2年ぶりの増益となった。


 事業報告によると、新たな収益事業として八戸市文化教養センター南部会館の指定管理者に応募し指定を受けたことから、新年度からの管理運営に向けての準備を進めた。地域の課題に対して徹底討論するトーキングカフェを2回開催し、旬の話題について識者から意見をもらい、読者と一緒に考える機会とした。


 販売面では、本社の全従業員参加型「1人1部以上拡張運動」と、全販売店従業員を対象に実施した「増紙拡張コンクール」で、両方とも過去最高の成果を上げた。具体的には、前者は初めて100件の大台を超える114件の読者を開拓。一方、店側も1000件に迫る946件という過去最高の読者を獲得した。


 デーリー東北読者クラブは昨年11月に「デリオンくらぶ」に生まれ変わった。会員数は1年間で875件増の3833件になった。折込センターのチラシ収入は、小売り・スーパーの折込枚数減やサイズダウンなどが響き、全体では前期比5・37%減の前年割れとなった。


 また、機構改革でグラフィック部門を社内分社化し、「東北のデザイン社」を設立した。営業部門との連携による新規顧客開拓と、社外からのデザイン業務の受注拡大が目的で、初年度収入は目標の85%を達成した。


〈新役員体制〉
代表取締役社長
      荒瀬  潔
常務取締役編集・論説・労務担当、編集局長
      石藤 清悦
同経営企画・総務・事業・たびーぐ担当、社長室長
      風張 知子
取締役販売担当・デーリー東北販売社長
      深川 公夫
同東北のデザイン社担当、営業局長
      広瀬 知明
取締役(非常勤)
      大久保宗朝
同(同)  佐々木康之
監査役(同)
      熊谷 清一
同(同)  高橋 大二

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執行役員青森支社長兼営業部長
      木村 和彦
同東京支社長兼営業部長兼大阪支社長
      吉田  晃
同販売局長 沼沢 隆一