本の日実行委員会、業界関係に呼びかけ開始

2018年9月4日
 本の日実行委員会は11月1日の「本の日」を中心としたキャンペーン期間中に、出版社、取次、書店、関係団体などの関係者が取り組むべき内容をまとめ、関係方面への依頼を開始している。

 キャンペーンは10月1日~11月30日の期間、「11月1日は本屋に来てね!」をキャッチフレーズに、書店への来店促進に取り組む。そのために、実行委員会ではまず業界人自らが書店に足を運ぶよう呼びかけている。11月1日もしくはその前後に、職場や自宅周辺の書店を訪問する。

 また、出版社、取次、著者、印刷会社、そして書店・書店団体などに対して、制定したロゴマーク=写真=の利用や、SNSでの情報発信も呼びかける。ロゴマークは週刊読書人のウェブサイトからダウンロードできる。ツイッターアカウントをフォローしたり、ハッシュタグ「#本の日111」で投稿すると、実行委員会がフォロー、リツイート。公式ホームページを開設してリツイート状況をタイムラインで表示する。

 実行委員会としては、日本図書普及の協力で11月1~5日の5日間、書店店頭ポスターのQRコードを読み取って応募すると、抽選で「図書カードNEXTネットギフト」が当たるキャンペーンを行う。当選総額111万円、実施書店9000店を目指しており、10月から書店で予告ポスターの掲示やSNSでの発信を開始する予定。