兵庫組合、くすのきさん講演会開催へ

2018年6月28日
 【関西】兵庫県書店商業組合(中島良太理事長・三和書房・尼崎市)は7月7日、神戸市中央区の神戸市産業振興センターで、児童文学作家のくすのきしげのりさんによる講演会「一人ひとりがみんなたいせつ~作家が語る絵本の世界~」を開催する。

 同組合は2年前から「雨の日は本と向き合うチャンス」をコンセプトに掲げ、「つゆどく(梅雨読)フェア」を開催。今年は6月15日から7月15日まで、くすのきしげのり著『おこだでませんように』(小学館)や平岡淳子著『かえるのピクルス 虹をわたる』(実業之日本社)、楠章子著『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)など12作品を店頭展開している。フェア関連の講演会開催は今回が初めて。

 1961年生まれのくすのきさんは徳島県鳴門市在住。大学在学中に「心豊かに生きる」をテーマに、童話、絵本・詩など児童文学の創作活動を開始し、昨年、活動30年を迎えた。

 当日、司会を担当する小林由美子さん(小林書店・尼崎市)は「くすのきさん自身の読み聞かせもあり、作品への思いが伝わるすばらしい会にきっとなる。ぜひ参加してほしい」と呼びかけている。

 参加受け付けは同組合加盟書店の店頭で。参加費無料、定員100人、開場13時半、開演14時。問い合わせは兵庫県組合事務局080(4395)6952(森・井戸書店)まで。