ミニストップ、全店で成人誌の取り扱い中止へ

2017年11月21日
 コンビニエンスストアを展開するミニストップ(本社・千葉氏、藤本明裕社長)は11月21日、国内のミニストップ全店(10月末現在で2245店)で、成人誌の取り扱いを中止することを発表した。12月1日から千葉市内で、来年1月1日からは全国のミニストップで取り扱いを中止する。

 同社は、女性がコンビニエンスストアを利用する機会が増えてきているなかで、中食・内食商品の強化や、WAON POINTカードの導入など、女性にとってもより利便性の高いコンビニへの変化を進めている。そうした取り組みの一環で、かねてから成人誌の陳列対策に取り組んでいた千葉市からの働きかけをきっかけに、成人誌の取り扱いを中止する判断をした。

 日本フランチャイズチェーン協会の自主基準(ガイドライン)によると、「各都道府県の指定図書類及び出版倫理協議会の表示図書類は取り扱わない」「それ以外の雑誌については、各都道府県青少年保護育成条例で定められた未成年者(18歳未満者)への販売・閲覧等の禁止に該当する雑誌及びそれらに類似する雑誌類を『成人誌』と呼称する」となっているという。