東京エレクトロンの新聞広告がギネス認定

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2017年7月26日
 半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン(河合利樹社長)は、理科教育(STEM)支援を目的に、2012年から毎年、元素周期表を新聞広告として朝日新聞に掲載してきたが、このほど、2015年7月28日付朝刊に掲載した全30段の「AR元素周期表」が、ARを最も多く使用した新聞広告(Most augmented reality features in a newspaper advert)としてギネス世界記録に認定された。

 7月19日には、東京・港区の同社本社で、ギネスワールドレコーズの公式認定員から公式認定証の贈呈式が行われた。

 このギネス世界記録に認定された新聞広告は、紙面上の118個の元素カードと広告タイトルに埋め込まれたARマーカーを読み取ることで、その元素個々の説明が写真や動画で再生され、楽しく学ぶことができる仕組みとなっている。

 また、3D―AR技術が組み込まれているところもあり、計119のAR技術を体験することができる。

 今年は7月22日付朝刊に全30段の企画広告「東京エレクトロンPRESENTS!AR元素周期表」を掲載。昨年正式名称が決まった「ニホニウム」などの情報が更新された最新版のAR元素周期表が掲載された。

 今年の秋には英語版のAR元素周期表とARアプリをリリースする予定だという。

 なお、元素周期表については「げんそ博士の元素周期表 スペシャルサイト」http://www.tel.co.jp/genso/ で確認できる。