諫早駅前の西日本新聞販売店、電動4輪バイク導入 「静かで便利

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2012年4月25日
【九州】長崎県諫早市の西日本新聞の販売店「エリアセンター諫早駅前」(植杉茂所長)がこのほど、業務用に新型の電動4輪バイク「おでかけですカー」を導入した=写真。電動のため走行音が小さく、4輪なので転倒の恐れが少ないうえに、荷物も多く積めるとあって「静かで便利」と好評だ。「おでかけですカー」は、福岡県うきは市の産業用機械メーカーの筑水キャニコム(包行義郎社長兼CEO)が、買い物や近場の用事などに使う一般の?生活の足?用に開発し、昨年9月から製造販売。2010年の第21回「読者が選ぶネーミング大賞」(日刊工業新聞社主催)では、生活部門で第2位に選ばれている。座席後部には、大型ビールケースがすっぽりと入るほどの収納ボックスを装備し、最高時速は約2キロ。前進・後進切り替えスイッチでバック走行ができ、後進時にはバックライトが点灯する。充電は家庭用コンセントででき、10時間の充電で約30?の走行が可能。本体価格は49万9800円(税込み)。運転には原動機付き自転車の運転免許が必要。植杉所長は「ガソリン価格が上がっているので、電動は安くて済むのがありがたい」と話している。問い合わせは、筑水キャニコム=0943(75)2195まで。