TIBFに個人出展の枠 来年「第1回クリエイターEXPO東京

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2011年11月2日
リードエグジビションジャパン(REJ)は11月1日、東京・港区の第一ホテルで、来年7月に開催する「第1回クリエイターEXPO東京」の開催発表・説明会を開催した。これまで企業での出展が前提になっていた東京国際ブックフェア会場に、文筆家やイラストレイターなどが個人で出展するスペースを設け、1ブース7万円という出店料金を設定する。説明会にはクリエイターら400人が出席。石積忠夫社長は開催理由として、ブックフェに来場したクリエイターから開催要望があり、調査の上成功を確信したこと、出版社や各メディアからの要望や既存3展と同時開催で相乗効果があがると考えたと説明。その上で、5カ年計画で年々出展クリエイターも増加し、「5年後には1000人のクリエイターが、ジャンルごとに並ぶ、出版社の人間が絶対来なければならない場になる」と述べ参加を呼びかけた。第1回クリエイターEXPO東京は、クリエイター個人へのより多くのビジネス機会提供を目的に、来年7月4?6日に東京ビッグサイトで、第19回東京国際ブックフェア、第16回国際電子出版EXPO、第2回ライセンシングジャパンと同時開催する。出展対象者は、文筆家、漫画家、翻訳家、グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家、ウェブデザイナーなどクリエイター個人。来場対象者は、出版社、新聞社、広告会社、映像・音楽・ゲーム関係など。出展枠は300ブース。ブースサイズは間口1・5?×奥行1・7?で、机1台、椅子1台のスペース。出展料金は7万円。出展メリットについて土居史和統括事務局長は、クリエイターが?各メディアに直接売り込める?作品の評価を得られる?ビジネスパートナーに出会える、をあげると共に、出版社の新しいクリエイターを求める声を紹介し、「皆さんのビジネス機会が圧倒的に増える」と述べた。また、来場7万人に向けた、計35万枚招待券配布などの来場者動員活動や出展者サポートサービスについても説明があった。