首都圏大商談会、26日開催へ コミックミーティングなども企画

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2011年10月21日
第2回首都圏書店大商談会が10月26日11?17時、東京・千代田区のアキバ・スクエアで開催される。出版社96社が100ブースを出展。イベントコーナーでは、出版社の販売担当者が書店向けに販売方法などを話し合う「コミック・ミーテイング」や、漫画家が参加する「トークイベント 漫画家×編集者」なども開催される(詳細は別冊『文化通信BB』10月号)。このイベントは、各取次の書店会による首都圏書店大商談会実行委員会(奥村博委員長・南天堂書房)の主催で、日本書店商業組合連合会、東京都書店商業組合の後援で開催する出版社と書店による商談会。第1回の昨年は、出版社80社が出展し、書店196店、259人が来場。1815件、約4000万円の商談がまとまった。今年は展示会場をアキバ・スクエアに移し、1フロアでの開催となるほか、展示以外の書店向けイベントなどを充実する。出展社は昨年を上回る96社になったが、締切後にも申し込みをする出版社が多かったという。出展料金は前回出展社は3万円、新規出展社は3万5000円。展示会場には一般書79ブース、コミック12ブース、児童書9ブースのコーナーを設置。講談社、集英社、小学館などは各コーナーにブースを設ける。イベントコーナーは2カ所に設け、出展社によるイベントと、コミックイベントを実施。また、各ブースでサイン会などを開く社もある。イベントコーナーでは、12?13時45分まで、河出書房新社が書店向けに「大人の塗り絵」無料体験セミナーを開催。14?14時45分まで、書店向けに新商材を提供するゆあ?ずが、「おうちでパスタ&そば・うどん 洗える製麺機?麺や?」を、15?15時45分まで、ポプラ社が「中野ジェームズ修一さんによる書店員さんにおすすめ!身体になが?く効くストレッチ」を、16?16時45分まで、文芸社が書店向けの「自費出版説明会」を開く。コミックイベントは、11時15分?12時45分まで、講談社コミック販売部・菅間徹部長、白泉社販売部・岡勝也部次長、小学館コミック営業二課・福本和紀課長による「コミック・ミーティング」、13?13時半までは、『花もて語れ』の著者、片岡ユキオ氏と小学館『ビックコミックスピリッツ』・?島雅副編集長、同コミック営業二課・今本統一氏による「トークイベント」を開催。13時45分?15時15分までは、集英社コミックスコンテンツ販売部・隅野叙雄部長、秋田書店販売部・新居誠主任、少年画報社販売部・小川敬司部長、リイド社販売課・木村武志係長による「コミックミーティング」、15時半?16時までは、『ぼくらのカブトン』の著者、あずまよしお氏と小学館『ゲッサン』・?長佑典氏、同コミック営業二課・戸?伸一郎氏による「トークイベント」を開催する。各社ブースでは、世界文化社が先着順で「レリーサの無添加焼き菓子」の試食を、ポプラ社は児童作家の角野栄子氏と大野更沙氏のミニサイン会、ゆあ?ずは商品の実演販売などを実施。このほか、主催者による「お楽しみ券」引換や、日書連の店頭試し読みサイネージ「ためほんくん」の実演なども行われる。