読書週間に書店で謝恩価格フェア

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2010年10月7日
日本書籍出版協会は今年が国民読書年の読書週間に当たることから、日本児童図書出版協会、日本書店商業組合連合会、日本出版取次協会の協力で、初めてとなる児童書のバーゲンブックフェア「?国民読書年?絵本・児童書フェア?バーゲンパック」を企画している。出版社が時限再販か部分再販として非再販で出品する児童書を、50点各2冊のセットにして書店に提案。書店は買切でマージン50%か、委託でマージン25%のいずれかの条件で仕入れる。商品には旧定価の約50%引きを表示し、10月8日までに注文した書店には27日の読書週間の開始に間に合うよう送品する。これ以降も受注は継続し、随時出荷する。7日現在、25件の受注を受けているが、そのうち15件が買切での注文だという。仕入と物流はバーゲンブック専門卸の八木書店グループが業務代行し、書店からの受注と決済は取次各社がそれぞれの取引書店について担当する。出版社の出品条件は、書籍の見本をもとに八木書店が見積もる。書協では300?500セットを目標に出品を募り、22社が出品を決めた。