10代の子どもたちの非認知能力を伸ばそう!――集中する力、粘り強く取り組む力、自分のことを理解する力、自己主張や他者と協力する力

2023年11月19日
合同出版株式会社
合同出版株式会社は『子どもの非認知能力が育つ! 自分と他者を大切にする33のワーク』高口恵美 【編著】を2023年11月17日に出版します。Amazonや楽天ブックス、全国の書店等でお求めいただけます。



この本は、子ども達のこころのモヤモヤに伴走するカウンセラーやソーシャルワーカーたちが集まって、子ども達の「生きる力」を高める本を作りたいという思いから始まりました。

この本でとりあげた、人間関係の悩み家族との関係性できないことや容姿のコンプレックス……そんな中で孤立の問題が広がっているように感じます。家族や友達がいても相談しにくい、どうしたらいいか自分だけで抱え込んでしまうことも。
そんななやみを事例にして非認知能力を培うためのワークをつくりました。

非認知能力とは、学業成績や IQ のように数値で図れる能力ではなく、やる気を出して集中する力粘り強く取り組む力自分のことを理解して選択する力自己主張や他者と協力する力など、よりよく生きるための一連の力のことです。

その力を高めるためには、愛着、ストレス管理、自制心といった自己理解に基づく自分自身のマネジメントを土台に、自己認識、関係性を気付くスキル、実行機能などが次の段階として必要とされています(ターンアラウンドフォーチルドレンのリサーチ研究より)。

本書の特徴




巻頭には、自己紹介シートと話し合いのルールをまとめたページがついています。グループワークの前段階として使っていただくことで、生徒自身が自分のことを振り返り、思いやりを持った話し合いにつなげることができます。


10代の子が直面しがちな悩みを、「日常生活のストレス・自己管理」「人との付き合い方」「恋愛・性・コンプレックス」「家族関係」の4章、33の具体例に分けて紹介し、各項目に自分を知るためのワークがついています。どのページから始めてもOK!悩みに合わせて活用できます。

編著者メッセージ



この本はいわゆるハウツー本ではなく「正解」はありません。ワークを通して他者の気持ちに耳を傾け、自分自身の気持ちと向き合い、自分を知るための本です。
グループワークなどを用いた対話を通して、その子自身が自分の「大切なもの」に気づき、柔軟にそしてのびのびと生きていくことを応援したいという思いで作成しました。ー高口恵美

目次



まえがき
自己紹介シート
話し合いのルール
自分の気持ちを文字にして書き出す

1章 日常生活のストレス・自己管理
1朝の準備に時間がかかって毎日ギリギリ!
2授業がわからない、集中できない
3発表するのが苦手。先生に当てられたらどうしよう
4ドキドキの席替え・クラス替え
5伝えにくいことをどう伝える?
6テストの点数が悪くて周りが気になる
7給食で苦手な食べ物が出た
8身長も体重も増えたみたい。モデルみたいにやせたい
9休み時間くらい静かに過ごさせて!
10放課後や休み時間のクラス活動が苦痛
11校則って意味がある?
12やる気が出ない
13スマホを片時も手放せない
14SNSのトラブルに巻き込まれる
15夜寝るのが遅い、なかなか寝付けない
【コラム】「ぼっち」についてどう思う?

2章 もっと上手な人との付き合い方
16アサーションで自分の想いを上手に伝える
17クラスメイトからどう思われているか気になる
18友達から嫌われているかも......?
19本当の自分が出せない
20周囲の期待にいつも応えてしまい、不満がつのる
21友達との付き合い方で悩んでいる

3章 好きな人、性のこと、コンプレックス
22ずっと彼氏(彼女)や親友とつながっていないと不安
23中学生のスキンシップはどこまでしていいの ?
24やたらと触ってくる子がいて勘違いしてしまう
25自分が話すと周りが引く気がして言いたいことが言えない
26周囲の行動に振り回されて落ち込む
27強いコンプレックスがあって、自分を好きになれない
28性的欲求がコントロールできない
【コラム】夢からさめて現実へーーセルフモニタリング

4章 家族関係の悩み
29両親のケンカを見るのがつらい
30ストレスを自分で和らげる方法
31イライラして家族に暴力的になってしまう
32友達には言えない家庭の悩みがある
33親や兄弟に嫌なことを言われても嫌だと言えない

子どもの権利
おすすめの本
あとがき
著者紹介

書誌情報



『子どもの非認知能力が育つ! 自分と他者を大切にする33のワーク』
https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b636118.html

【編著】
高口恵美(こうぐち・めぐみ)
精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師
2011年福岡県立大学大学院人間社会学研究科修了。精神科ソーシャルワーカーとしての勤務を経て、現在は、福岡県教育委員会などにおけるスクールソーシャルワーカースーパーバイザーや西南女学院大学保健福祉学部福祉学科の非常勤講師に従事する。

【著】
大黒剛(おおぐろ・つよし)
臨床発達心理士
九州大学大学院人間環境学府行動システム心理コース修士課程修了。人間環境学修士号取得。
児童相談所、スクールカウンセラーを経て、現在は児童養護施設、刑務所、 保護観察所にてカウンセラー業務に従事する。

田島千穂(たしま・ちほ)
公認心理師、社会福祉士、精神保健福祉士
松山東雲女子大学人文学部人間心理学科より長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科へ編入学し2007年卒業。松浦市教育委員会学校適応指導教室指導員を経て、現在、長崎県教育委員会スクールカウンセラー、長崎県立佐世保 高等技術専門校PSWとして従事する。

松本智子(まつもと・ともこ)
臨床心理士、公認心理師
2005年横浜国立大学大学院教育学研究科修了。佐世保市子育て家庭課(現・ 子ども未来部)心理相談員を経て、2007年から佐世保市子ども発達センターにて幼児期~学齢期の子どもおよび保護者への心理支援に従事する。

□定価=本体2,000+税
□B5/112ページ
□ISBNコード:978-4-7726-1545-7

□Amazon
https://amzn.asia/d/c1zARQJ

□楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&v=2&oid=000&f=A&g=001&p=0&s=0&e=0&sitem=9784772615457
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