京都廣川書店が近畿大生向け電子版書籍をbookend(ブックエンド)カスタマイズアプリで提供開始

2023年2月17日

アイドック株式会社
2022年12月より京都廣川書店は、近畿大生向けの電子版書籍配信サービスとして、アイドックの「bookend(ブックエンド)」を採用し、大学内書店にて電子版書籍の販売を開始しました。

 株式会社京都廣川書店(東京都千代田区、代表取締役:廣川重男)は、これまで近畿大学内書店にて紙の書籍を販売してきましたが、学生からの教材電子化の要望に応え2022年12月より、アイドック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:成井 敦)の電子書籍配信プラットフォーム「bookend(ブックエンド)」を活用して電子版教材を配信開始しました。

 新入生が購入する教材セットの中に電子教材をダウンロード可能なチケットコードが記載された小冊子が封入されており、「bookend」サービスが提供する「チケット認証画面」にて購入者がチケットコードを入力すると電子版の教材がダウンロード可能になります。

 コンテンツは京都廣川書店向けにカスタマイズした「京都廣川e-bookアプリ」(iOS版,Android版)のクラウドサーバ上の本棚「Web書庫」に配信され、学生は「チケット認証画面」にて入力したメールアドレスをアプリに登録することでダウンロード閲覧が可能となります。

【bookendアプリを使った配信サービス概要】
閲覧方法:「京都廣川e-bookアプリ」のWeb書庫に暗号化されたPDFを配信しアプリ内にダウンロードして閲覧
コンテンツ形式:PDF
対応プラットフォーム:iOS、Android
DRM機能:閲覧ユーザ制限、データ複製防止、印刷制御(可否・部数制限)、ダウンロード端末台数管理、閲覧後の配信停止など
アナリティクス機能:コンテンツ毎の閲覧ログCSV出力、ページ毎の閲覧回数&平均滞在時間取得
アノテーション機能:しおり、テキストメモ、フリーハンド、スタンプ

【本棚・PDFビューア画面(iOS版bookendアプリ)】

【チケット認証画面(ブラウザ)】

■株式会社京都廣川書店 田中 英知 様のコメント
 以前より学生から教材電子化の要望があり、セキュリティを担保しながら学生の勉強を効率化させられるサービスを探していました。bookendを採用することでセキュリティの課題をクリアしながら電子教材の配布が可能になり、さらにチケット発行&認証オプションを使用することでECサイトを必要とせず、大学内書店販売の方法を変えずに学生への電子版提供を実現することができました。
 今後増えていく学生の利用者からのフィードバックを受け、電子教材の効果を評価していきたいと考えています。

■株式会社京都廣川書店の概要
https://kyoto-hirokawa.co.jp/index.php
代表者: 代表執行役社長:廣川重男
設立年月日:1996年5月
資本金:2,700万円
業務内容:薬学系書籍作成における原稿編集・校正、出版業務等

■アイドック株式会社の概要
http://bookend.keyring.net/
代表者: 代表取締役 成井 敦
設立年月日:1999年7月
資本金:3,000万円
主な業務内容:デジタルコンテンツ向け著作権管理(DRM)システムおよびコンテンツ流通プラットフォームの開発、SaaS提供
主要取引先:慶應義塾大学、株式会社集英社、株式会社Gakken、株式会社有斐閣、SBクリエイティブ株式会社、医歯薬出版株式会社、株式会社メテオ、株式会社ぎょうせい、株式会社日刊工業新聞社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ほか
提供サービス導入企業:200社以上
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