印刷博物館P&Pギャラリー企画展『グラフィックトライアル2022 -CHANGE-』開催~グラフィックの可能性を印刷で探るポスター展~

2022年3月15日

凸版印刷株式会社
 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下凸版印刷)が運営する、印刷博物館P&Pギャラリーでは、4月23日より「グラフィックトライアル 2022 -CHANGE-」を開催します。
 本企画は、第一線で活躍するクリエイターと凸版印刷が協力して新しい印刷表現を探るプロジェクトです。
16回目を迎える今回のテーマは「CHANGE」です。技術の進化やメディアの多様化が進む中、コロナ禍で拍車がかかったさまざまな変化の波は、新たな価値観や世界観の到来を予感させています。5組のクリエイターが表現と技術のコラボレーションの先に見出した“CHANGE”のかたちを、それぞれ5枚のポスター作品へと昇華させました。
 展覧会では、クリエイターの独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成させたポスターと、制作過程での数々のトライアルをご紹介します。

■ 開催概要


グラフィックトライアル2022 -CHANGE-
タイトル グラフィックトライアル2022 -CHANGE-
会 期 2022年4月23日(土)~ 7月24日(日)
時 間 10:00~18:00
休館日 毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
会 場 印刷博物館 P&Pギャラリー
(東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川本社ビル)
入場料 無料 ※印刷博物館展示室にご入場の際は入場料が必要です
※事前入館予約を実施しております
主 催 凸版印刷株式会社 印刷博物館
企 画 凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター
後 援 公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)

展覧会WEBサイト https://www.toppan.co.jp/biz/gainfo/graphictrial/2022/
公式twitter @graphictrial
公式instagram @graphictrial

※本展および関連イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止もしくは延期など変更になる可能性があります。なお、開館する場合でも入場制限の措置を講じさせていただきます。

■ 展覧会のみどころ
グラフィックトライアルとは
クリエイターと凸版印刷が協力して新しい印刷表現を探る企画展です。色数、用紙、インキ等に制限をつけず、究極の色再現やリアルな質感再現を印刷技術の力で最大限に引き出すことで、印刷が持つ豊かな表現の可能性を追求します。展覧会ではポスター作品と実験プロセスを展示、印刷の魅力をわかりやすく伝えます。

■ グラフィックトライアル2022のみどころ
1.前代未聞!変化するポスター
一般的に印刷は変化しないもの。しかし「CHANGE」というテーマで実験を重ねた今回の作品は、すべて「変化するポスター」に仕上がりました。絵柄が変わる作品、存在感が変わる作品・・・今までにない5者5様の新しいポスターのかたちをお楽しみください。

2.新しい表現技術が続々誕生!
今年のグラフィックトライアルでは、作品制作の中で数多くの新しい表現技術が試され、そして誕生しました。網点の形を変える「スクリーンメーカー」をはじめ、オフセット印刷でホログラムを再現した「オフセットホロ」、繊細な水滴を印刷で再現した「結露印刷」など、多彩な印刷表現をご覧ください。
スクリーンメーカー
オフセットホロ
結露印刷
3.音声ガイドのナレーターに葛西薫氏

日本を代表するアートディレクターのひとりである葛西薫氏(グラフィックトライアル2019参加クリエイター)がナレーターを担当。印刷に精通する葛西氏の目線から、出展作品のみどころを分かりやすく、興味深く解説します。

■ 関連イベント
クリエイタートークイベント
開幕前夜に参加クリエイターによるオンラインプレトークイベントを開催します。
出演:居山浩二、GOO CHOKI PAR、小玉文、田中良治、増永裕子(凸版印刷)
日時:4月22日(金)18:00~19:30
オンライン開催/参加無料/定員:300名/事前予約制・先着順
このほか、さまざまな関連イベントを企画しています。
詳細・お申し込みは展覧会WEBサイトでご確認ください。
https://www.toppan.co.jp/biz/gainfo/graphictrial/2022/

■ 参加クリエイター


居山浩二 Iyama Koji
イヤマデザイン/アートディレクター、グラフィックデザイナー
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、日本デザインセンター、atomを経てiyamadesign inc.を設立。主な仕事に「mt—マスキングテープ」、資生堂「ホリデーコレクション」、集英社文庫「ナツイチ」キャンペーン、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などのアートディレクション。D&AD最高賞、Cannes Lions金賞、SPIKES ASIAグランプリなど受賞歴多数。


GOO CHOKI PAR
デザインユニット
浅葉球・飯高健人・石井伶によるグラフィックデザイナーとして活動するデザインユニット。言語・思考を超えた「ビジュアルコミュニケーション」を主軸とし、さまざまな領域で創作活動を行っている。主な仕事にISSEY MIYAKE、NIKE、Red Bullなどのグラフィック。東京2020大会公式アートポスター「Paralympian」が東京2020大会を象徴する「アイコニックポスター」に選出。


小玉文 Codama Aya
BULLET/アートディレクター、デザイナー
東京造形大学グラフィックデザイン専攻領域を卒業後、AWATSUJI designを経て株式会社BULLETを設立。「手に触れて感じることのできるデザイン」を愛し、パッケージデザインをはじめ、グラフィックの枠にとらわれない制作を行っている。German Design Award、One Show金賞、Pentawardsプラチナ賞、Cannes Lions、D&AD、グッドデザイン賞など受賞歴多数。東京造形大学デザイン学科助教。


田中良治 Tanaka Ryoji
セミトランスペアレント・デザイン/ウェブデザイナー
同志社大学工学部および岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業後、セミトランスペアレント・デザイン設立。ウェブサイトの企画・制作から国内外の美術館・ギャラリーでの作品展示まで、ウェブを核として領域にとらわれない活動を行っている。「オープンスペース」、「光るグラフィック展 1、2」の企画・キュレーションなど。JAGDA新人賞、亀倉雄策賞など受賞歴多数。武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授。


増永裕子 Masunaga Yuko
凸版印刷/セキュリティデザイナー
女子美術大学大学院デザイン専攻修了後、凸版印刷入社。セキュア企画本部在籍。意匠性と偽造防止技術の両立を目指し、「社会基盤の信頼を守るデザイン」に携わる。紙証券の特色印刷からパスポート、紙幣、IDカードのホログラムなどハイセキュリティ商材のデザインを手がけ、進化しつづけるテクノロジーを、いかに美しく魅せるかを常に思考している。
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