台湾文化センター×『美術手帖』台湾現代アーティストの魅力を伝えるオンラインイベント第2弾が開催

2021年10月15日

美術出版社
雑誌『美術手帖』と台湾文化センターのコラボレーションプロジェクトとして、連続オンラインイベントが開催中。「北アルプス国際芸術祭2020-2021」に参加中のアーティスト、游文富(ヨウ・ウェンフー)と淺井裕介の対談を10月19日に配信する。

台日文化交流のプラットフォームである台湾文化センターと『美術手帖』がコラボレーションし、現在注目が高まりつつある台湾の現代美術シーンについて発信するプログラムが開催中だ。台湾文化センターは、台湾の芸術や文化関連の団体、その活動内容を広く紹介する拠点として、国際的に文化事業を展開するほか、NGOや文化芸術団体、ミュージアムによる台日交流を推進している。昨年度のコラボレーション企画として行った、雑誌『美術手帖』2020年10月号小冊子付録「台湾アートシーンの現在」と、ウェブ版「美術手帖」での連載に続き、今年は全3回のオンラインイベントを企画している。

左からヨウ・ウェンフー(写真提供=游文富)、淺井裕介(Photo by Yusuke Takeda)、山本浩貴

8月に開催された第1回に続き、10月19日20時より第2回のライブ配信が決定。今回は台湾と日本のアーティストによる対談となり、游文富(ヨウ・ウェンフー)と淺井裕介が登壇する。2人はともに今月開幕した「北アルプス国際芸術祭2020-2021」に参加中。また、アジアのアートシーンに詳しい文化研究者の山本浩貴がモデレーターを担当する。


ヨウ・ウェンフー 南方向量 2018

ヨウ・ウェンフーは1968年台湾・雲林県生まれのアーティスト。竹や鳥の羽などの自然の素材を用いた作品や、台北当代芸術館の建物全体を覆うインスタレーションなどを制作。「北アルプス国際芸術祭2020-2021」では、約50万本の竹ひごを使い、現地の人たちとともに風景を変容させるランドアートプロジェクトを行った。


中国・重慶での「WULONG LANBA ART FESTIVAL 2019」 での淺井裕介《空から大地が降ってくるぞ》(2019)の展示風景

淺井裕介は1981年東京都生まれのアーティスト。滞在先の土と水を使って描く壁画や、動植物をモチーフとして様々な場所に展開される絵画作品で知られる。「北アルプス国際芸術祭2020-2021」では、現地で採集した13種類の土を画材に、町の人たちと一緒に描いた巨大壁画《土の泉》(2017年の作品の再制作版)などを発表している。

今回のイベントでは、自然素材を使い、地域住民との共同制作を行うなどの共通点を通じて、芸術祭での作品をはじめお互いの活動について語る予定だ。当日は『美術手帖』公式YouTubeアカウントより、申込み不要・無料でライブ視聴できる(アーカイヴあり)。

第3回も、最前線で活躍する台湾アーティストを招き、トークをお届けする予定だ。

Information
台湾文化センター×『美術手帖』オンライントークvol.2
ともにつくるを考える-「台湾×日本のアーティストに聞く」
日時:10月19日(火)20:00~21:00
料金:無料
お申込:不要
URL: https://youtu.be/I11x9g1VQlI
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