【終了】〈文化通信セミナー〉6月25日
ポプラ社が提案する出版構造改革の試み

ポプラ社が提案する出版構造改革の試み―返品減・実売増・書店粗利アップを実現した施策の報告―

 書店が書籍販売で経営を維持できる構造への転換が急務となる中で、ポプラ社は昨春、書店が返品率を抑えることで高い粗利益率を獲得できる試みを開始しました。その結果、初年度は送品総額は減少したものの「返品金額約50%減」、「実売金額約2%増」、「書店粗利益率7%以上改善」という成果を上げました。

 出版社がほぼ全商品を対象にこうした施策を行うのは異例のことですが、この結果を受け、同様の考えの出版社も数社あり、今年も同施策をスタートしています。実験で明らかになった課題を解決しながら参加する書店と出版社を拡大していくという同社・千葉均社長が、この施策の可能性と課題、そしてこれからの出版に必要な改革について話します。


千葉均(ちば・ひとし)氏略歴 
1962年宮城県石巻市生まれ。東京大学医学部卒、朝日生命保険、野村総合研究所、野村證券、コンサルティング会社で資産運用、財務、人事コンサルティングに従事後、2009年ポプラ社入社、総務管理局長兼財務経理部長、取締役管理局長、取締役営業企画本部長、取締役営業・管理本部長、2016年から代表取締役社長

◆日時:6月25日(木) 15:00~16:30 (質疑応答の時間も含みます)
◆会場:LIVE配信(Zoom)
 お申し込みいただいた方には、当日メールにてミーティングURLをご案内いたします。
 ※事前にZoomをダウンロードいただき、視聴環境をご確認ください。
◆講師:千葉均氏
 ポプラ社代表取締役社長
◆参加料:5000円(内税)

千葉均氏

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