【つぶや記】文化通信2022年8月9日付

2022年8月8日

 水槽の水が汚れたので、水替えを行いました。水面を覆うくらいに繁茂したマツモを出し、ポンプで沈殿・浮遊する汚れと共に水の排出を繰り返します。水が減ってくると、動き回る魚の他に、砂利底を移動するミナミヌマエビの姿が。

 

 タンクメイトとして水槽に入れた、20~30㎜という小さな陸封型のエビですが、その移動する姿や捕食の動作などは、見るものを飽きさせない魅力があります。別種のエビですが、それだけを鑑賞する水槽も人気があるようです。

 

 淡水生の甲殻類は両側回遊をするものが多いのですが、ミナミヌマエビは直達発生種ですので、水槽内での繁殖が可能です。今回も孵化間もない個体も複数見つけたので、繁殖しているようです。とはいえ、水質の汚染など環境の変化には弱く、これまでには突然全滅したこともにありました。これに限らず、色々な意味で安定した環境を継続できるかどうかが…………【近藤勲】