【つぶや記】文化通信2021年3月29日付

2021年3月29日

 春の訪れとともに、わが菜園でも夏野菜の栽培が始まった。定番のトマト、キュウリ、ナス、ピーマンほか、トウモロコシ、カボチャ、枝豆など。ジャガイモは地表に芽を出し始めた。

 

 名前を綴ってきて、カタカナ表記が多いことに気づいた。調べてみると、トマト=tomato、キャベツ=cabagge、オクラ=okraなど外来種の読みに倣ったり、生物学で植物の表記はカタカナでというのが慣習となっているようだ。スーパーなど店頭で読みやすいことも理由の一つだろう。

 

 カボチャ(南瓜)、チンゲンサイ(青梗菜)、ミョウガ(茗荷)などの漢字表記はたまに見かけるが、①キャベツ、②トウモロコシ、③ブロッコリーなどは漢字表記からその野菜を想像すらできなかった。ちなみに答えは①甘藍、②玉蜀黍、③芽花椰菜。まあ、使うことはないだろう。

 

【櫻井】

 


 

 毎週末にするサッカーやフットサルも、この1年でずいぶんと変わった。試合前の検温、消毒はもちろん、緊急連絡先の記入も毎回だ。試合の合間の休憩中も、自然とソーシャルディスタンスに。さすがにマスクを着けっぱなしではいられないが。

 

 政府は3月21 日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を2カ月半で全面解除。東京、神奈川、埼玉、千葉の各都県で継続していた宣言が終わった。その効果やリバウンドの心配など収束はまだ先だが、今週からは新年度に入る。

 

 4月から新天地という人も、昨年のこの時期より多いのでは。私の中学の同級生や、サッカーの仲間の1人もそれぞれ大阪へ単身赴任だという。しかし、まだマスクははずせないし、大勢の歓迎会もできないだろう。「知らない土地、人付き合いに苦労しそう」と、コロナ禍の転勤を嘆いていた。

【増田】