【つぶや記】文化通信2019年11月4日付

2019年11月5日

 御家流で書かれた文書を読めるようになりたい、と習い始めて早十数年の月日が流れました。筆で書かれた文字は、筆を紙から離さないで書こうとするために、繋がったり、省略されたりするうえに、変体仮名や当て字、書き癖が加わって本当によくわかりません。

 

 師がよく言われているのは、一文字では解らない文字もあるので、その時には前後の文脈で理解しましょう、でした。確かに人や土地の名前、定型句などを勘案すると、不明な文字でも見当がつくような気がすることもあります。

 

 その師の教えが、役立つことがありました。何と書かれているか解らない手書きの文字を文脈からみてみると、どうもその文字ではなかろうか、と思えてくるのでした。こんなところで役に立つとは、教えとは実にありがたいもので…… 

(近藤)

 


 

 ハイキング、山が好きで高尾山によく行く。コースも色々あるが稲荷山コースの山道が楽しい。人も多いが自然を満喫でき、心地よい汗がかける。昔は1 日に2 度往復していた。下山してお風呂に行くのが至福のひと時。

 

 御岳山にもよく行く。御岳山から鳩ノ巣駅までのコースを歩く。高尾山と違い、山道は静かだ。道中3 人しか会わないこともあった。初めて行った時はレスキュー隊が遭難者を探していて、頭上ではヘリコプターが飛んでいた。御岳山で遭難するんだと驚いた。

 

 日光の男体山を登った時は1 合目は天候が良かったが、9 合目から雨が降りだし、2486 mの頂上は大雨突風の為10 分足らずで下山した。残念だったが天候悪化では仕方ない。楽しいがやはり山は怖い。

 

 それでも山は好きで、癒されに行っている。温泉があればなお嬉しい。

(小櫻)