【訃報】渋谷俊郎氏71歳(東北連合読売会会長)

2025年10月22日

 東北連合読売会会長、読売東京七日会副会長でYC泉西部所長の渋谷俊郎(しぶや・としろう)氏が10月15日、肝臓がんで死去した。71歳だった。告別式は近親者で済ませた。

 

 お別れの会は渋谷家、東北連合読売会、読売新聞東京本社販売局の合同で11月2日13時、仙台市青葉区木町通2の2の13仙台迎賓館斎苑別館エターナルホールで開く。喪主は次男、剛(つよし)氏。

 

 渋谷氏は宮城県古川市(現大崎市)出身。東北高校在学中に新聞奨学生としてYC西仙台に入店し、1981年に独立した。経営店舗を拡大したほか、東北各地で所長を育成、独立させ、販売網を強化した。2004年に宮城県読売会会長に就任、15年から東北連合読売会会長を務めていた。YC泉西部のほか、YCひろせ中央、多賀城の現役所長だった。

 

 同県読売会会長として東日本大震災の復興支援に取り組み、14年11月に仙台市で開催されたプロ野球「巨人VS阪神OB戦」を発案し、実現に尽力した。巨人側は王貞治さんを監督に、松井秀喜さんや原辰徳さんらが出場し、2万人超が観戦した。