書店員がフェアの腕を競い合うチャンピオンシップ「OVOL 日本紙パルプ商事 presents Book Fair Championship(BFC)」の第2回エントリーが10月1日に始まった。募集期間は10月1日から11月30日、12月22日にベスト10を発表し、26年2月2日にチャンピオン発表およびチャンピオンベルト贈呈式を行う。
昨年実施した第1回BFCでは、全国書店から154のフェアが応募され、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店・久保田理恵氏が初代チャンピオンに輝いた。第2回BFCでは、第1回チャンピオンが新たに実施したフェアと、第2回エントリーの中から選ばれたベスト10のフェアの合計11フェアのなかから第2回チャンピオンが決まる。チャンピオンに輝いた書店員には、賞金10万円とチャンピオンベルトを贈る。
さらに新しい試みとして、「BFCオリジナルZINE」を制作・販売し、購入者が一次投票に参加できる仕組みを導入する。
「BFCオリジナルZINE」には審判員及び一次選考者の選評や、BFC実行委員のコラム、第2回チャンピオンのインタビューなどを掲載し約150ページを予定。また、ZINEの予約購入者には、第2回BFC一次選考の投票権が与えられる。発行は26年3月下旬予定、予約受付期間は25年10月1日~11月30日。販売価格は一次選考投票権付が3300円(税込)、一次選考投票権とチャンピオンベルト贈呈式参加権付が1万1000円(税込)。
BFCはBFC実行委員会の主催、日本紙パルプ商事、BOOK MEETS NEXTの共催で運営。実行委員会は書店や出版社などの関係者で構成し、実行委員長は梅田蔦屋書店店長で文学コンシェルジュの北田博充氏が務める。協賛企業は日本紙パルプ商事、BOOK MEETS NEXT、日本出版販売、トーハン、大日本印刷、講談社、小学館、集英社、KADOKAWA、筑摩書房、PHP研究所、NHK出版、徳間書店、主婦の友社、ネクストデイ、HAAの各社。
エントリーなどは特設ページから。
【Book Fair Championship 日本で一番面白い書店フェア決まる 初代チャンプはMARUZEN&ジュンク堂書店 新静岡店の久保田氏】