トーハン 能登半島地震で取引先書店を支援 店舗復旧など 1月3日から現地で活動

2024年1月12日

 トーハンは、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」によって被害が確認された取引先書店への支援を続けている。1月11日の同社の発表によると、店舗の復旧を応援するため、営業部門を中心に緊急支援チームを編成し、1月3日から現地で活動している。

 

 本社(営業統括部、特販支社、首都圏支社、書店事業部)、東日本支社(北陸支店、甲信越支店)、東海近畿支社(大阪神戸支店、京都支店、名古屋支店)から応援者が現地入り。落下商品の整理や在庫データ登録などの復旧作業を応援したり、飲料水、保存食などの支援物資も提供している。

 

 1月3日の応援者数(石川県、富山県、新潟県合計)は33人、4日は28人、5日は35人、6日は29人、その後も11日まで26人が活動した。12日以降の応援は書店の状況により検討する。

 

 また、合わせて金融支援も行う方針。同社では「お取引先書店の被害状況を鑑み、商品代金のお支払いについて一定の猶予等を行う方針。具体的な支援の方策については、書店と個別に連絡をとり対応していく」としている。