「文春マルシェ」日本橋三越本店で初のリアル店舗 

2022年10月19日

 

 

 文藝春秋が運営する食の通販サイト「文春マルシェ」は10月19日から日本橋三越本店の地下1階食品フロアのフードコレクションに期間限定でリアル店舗を出店している。25日まで。文藝春秋創業100周年記念事業の一つ。「いまだけ!ここだけ!の美味しいが見つかる 日本橋三越本店×文春マルシェ」と題し、普段はカタログやウェブサイトでしか見ることができない商品を購入できる。

 

 文春マルシェに参加している木川商店(北海道)、銀座飛雁閣(東京)、尾鷲のめでたい屋(三重)、肉のふがね(岩手)、矢の根寿司(東京)、ロウリーズ・ザ・プライムリブ(東京)、竹千寿(福岡)に加え、人気商品を取りそろえた文春マルシェがブースを設ける。文春マルシェ人気お取り寄せランキング上位商品を並べる。

 

 文藝春秋の田中裕士EC事業開発局次長は「日本橋三越本店のシニア富裕層など知的好奇心の高いお客様に文春マルシェを知っていただきたい。また、通販という性格上、普段は直接お客様を接する機会が少ないので、直接対話することで商品に対するご意見など伺って学ばせていただきたい」と話す。

 

 会期中の20日付の読売新聞、朝日新聞に折り込みチラシを入れ周知を図る。営業時間は午前10時~午後7時30分。

 

 文春マルシェは2020年に文藝春秋の新規事業として始動。現在の顧客層は女性は40代以上、男性は50代以上で、首都圏を中心にした都市部の利用者が多い。また、月刊誌「文藝春秋」定期購読者に案内を入れていることで地方都市で頻繁に活用する人もいるという。