童心社 3年ぶりに「紙芝居アカデミー」開講 8月にリアルとライブ配信のハイブリッドで

2022年6月17日

 童心社は8月27、28日の2日間、「紙芝居アカデミー2022 夏期講座」を開催する。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、図書館関係者、読みきかせボランティアら、子どもたちに紙芝居を演じている人たちが対象。同社4階のKAMISHIBAIホール(東京・文京区)での受講は定員30人、初めてオンラインでもライブ配信する。

 

 

 子どもたちに紙芝居を届けてくれる「紙芝居アカデミー」は、紙芝居の魅力などをしっかりと発信できる講師や作家を招き、2014年から毎年実施してきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で2年間開催が見送られ、今回3年ぶりに開かれる。

 

 初日は始業式のあと、編集者・大学講師の日下部茂子氏が「紙芝居の魅力」と題して講演。続いて、東京未来大学こども心理学部教授の佐々木由美子氏が「保育と紙芝居」をテーマに語る。2日目は「みんなで演じてみよう」、絵本・紙芝居作家の長野ヒデ子氏による「紙芝居と絵本は『ごはん』です」を実施。最後に修了式を行う。

 

 会場受講の締め切りは7月1日、オンライン受講は8月25日まで受け付ける。会場、オンラインともに有料。同社ホームページから申し込める。

 

 なお、同社ではコロナ禍で「紙芝居アカデミー」が開催できない中、YouTube公式チャンネルで紙芝居に関する動画配信も始めた。紙芝居オンライン「ミニ講座」などがいつでも見られる。