中日新聞社 SDGメディア・コンパクトに加盟

2022年3月27日

 中日新聞社は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、国連が世界の報道機関などに参加を呼び掛けている「SDGメディア・コンパクト」に加盟した。2月24日付。

 

 東京新聞は3月5日付朝刊1面の社告で、今回の加盟を紹介。SDGsの「地球上の誰ひとり取り残さない」ことを誓うSDGsの理念は、東京新聞の報道姿勢とも重なることを示した。

 

 特集面も設けて、紙面や事業、広告を通じたSDGs関連の取り組みを掲載。臓器提供を受けた移植者と障害者、一般ランナーが一緒に走ることで健康への相互理解を深める「グリーンリボン ランニングフェスティバル」を2006年から開催し、今秋も実施予定であることなどを伝えた。中日新聞も社告を7日付朝刊1面で掲載した。

 

 国連はSDGsの理念を広く理解してもらったり、達成への取り組みを支援したりする役割を報道機関に期待し、18年9月にSDGメディア・コンパクトを発足させた。

 

 参加する報道機関は、それぞれの価値観やルール、方針を守りながら、国連との協議により、メディア・コンパクトに基づく取り組みを独自に決めることができる。加盟によって特定の活動などを求められるわけではないが、報道機関はSDGsへの参画や活動を拡大する原則と、支援活動を実施していくことを約束する意味を持つ。