山陽新聞社とPRTIMESが業務提携 「山陽新聞デジタル」で地元リリースを掲載

2021年12月3日

岡山県岡山市での締結式の様子。 左から、山陽新聞社取締役ビジネス開発局長・佐々木氏、PR TIMES営業本部副本部長兼アライアンス担当マネージャー・高田氏

 

 PRTIMESは12月2日、山陽新聞社と包括業務提携契約を締結した。山陽新聞社が運営するニュースサイト「山陽新聞デジタル」で、岡山県のほか他の中国・四国地方各県の計9県を拠点とする企業の新情報、各県への新規出店やイベント、キャンペーン実施等のプレスリリースを掲載が始まった。今回の連携により、「PR TIMES」パートナーメディアは総計209メディアとなった。

 

 サイトの利便性向上に加え、県民に網羅的に情報を伝えようとする同サイトの媒体価値向上につなげる。

 

 また、山陽新聞社の岡山県内の取材・営業両面におけるネットワークを活かし、県内企業等へ「PR TIMES」を活用した情報発信を提案。メディアとしての視点を活かした地域情報の発信により、県内企業の販路や営業機会、知名度拡大など企業活動の活発化を目指す。

 

 地域情報流通のため、地方企業のプレスリリース発信を支援する「特別プラン」発行の取り組みは、今回で地方金融機関32例(24行・8信金)、メディア11媒体、地方自治体1府3市、合計47例となった。

 

 さらに、山陽新聞社から紹介を受ける事業者へ、利用開始から6ヵ月間で3件まで無料でプレスリリース配信できる「山陽新聞社プログラム」の提供およびPRセミナー開催を実施する。12月2日から、同社の申し込みフォームで申請できる。

 

 山陽新聞社取締役ビジネス開発局長の佐々木善久氏は「プレスリリースを起点にした情報発信が活用され、地元企業・団体の事業発展に役立つことを願っている」とコメント。PRTIMES営業本部副本部長兼アライアンス担当マネージャーの高田育昌氏は「山陽新聞社紹介企業へのプログラム提供と合わせて、瀬戸内の海にかかる瀬戸大橋のように、岡山県と各県との情報をつなぎ、さらに地域外への発信に橋渡しするような取り組みに育てていく」と語った。