奈良・正倉院展 開幕 読売新聞社が特別協力

2021年11月8日

宝物に見入る来館者(10月30日、奈良市の奈良国立博物館で)

 

 華やかな天平文化の粋を集めた「第73回正倉院展」(主催・奈良国立博物館、特別協力・読売新聞社)が10月30日、奈良市の奈良国立博物館で開幕した。正倉院の宝物を代表する55件(初出展8件)が公開され、国際色豊かな名品がファンを楽しませている。

 

 会場には東大寺の大仏開眼会(かいげんえ)(752年)に奉納された数々の品が並ぶ。西アジア周辺で作られたと考えられるガラス製の器「白瑠璃高坏(はくるりのたかつき)」はその一つで、今なお美しい輝きを放っている。

 

 新型コロナウイルス感染防止のため、事前予約が必要な日時指定入場制を今年も導入し、入場者は1時間約500人に制限している。

 

 読売新聞社は「読売KODOMO新聞」「読売中高生新聞」「読売新聞」それぞれの題字が付いた同展のタブロイド判PR紙(4㌻、カラー)を23万9000部発行。会場で配布したほか、希望する全国の小中学校に送った。正倉院宝物について学べるクイズなどを掲載し、学校や自宅で楽しめる内容になっている。

 同展は11月15日まで。会期中無休。

 

HP新設、通年で魅力発信

 

 今回から正倉院展の公式ホームページ(HP)(https://shosoin-ten.Jp/)が新たに開設された。会期中だけでなく、年間を通して正倉院や宝物の魅力を発信するのが狙いだ。

 

正倉院展の見どころを紹介する公式HP

 

 HPでは出展されている主な宝物の説明やチケットの購入方法、関連イベントの情報などを紹介。同展の見どころや読売新聞の関連記事を掲載するほか、奈良国立博物館研究員や正倉院宝物の研究者らによる講演を収録した動画なども随時公開している。

 

公式HPのQRコード