KADOKAWA「ニコニコカドカワ祭り2021」開催 書店店頭のDX化を推進

2021年10月5日

 KADOKAWAは10月1日から、書店店頭のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する「ニコニコカドカワ祭り2021」を開始した。紙の本、電子書籍ともに「お得なユーザー還元キャンペーン」を数多く実施するほか、VR書店とのタイアップによる「本棚劇場」の全国巡回や、ニコニコ生放送での異世界系アニメ一挙放送など、さまざまな企画を用意した。11月30日まで。

 

 

 この企画は2014年10月の初開催から毎年実施している。同社では、従来の書店店頭キャンペーンのDX化を進めており、「今年は例年以上に、読者に喜んでもらえる、時勢にあったキャンペーンを企画した」という。

 

 書店では、KADOKAWAの全書籍・雑誌で、最大50%還元や抽選で豪華な賞品が当たる企画を実施する。対象期間中にKADOKAWAの本を買ったレシートを、KADOKAWAアプリで投稿することでポイントを得ることができ、全国の書店で使用可能な図書カードNEXTネットギフトや、賞品をプレゼントする。

 

 さらに、各電子書籍ストアでも、期間内に「50%OFF」や「シリーズ1巻無料」などのキャンペーンを行う。

 

 そのほか、VR書店を展開する株式会社Xとの共同事業によって、角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)内の「本棚劇場」が全国書店を巡回するイベントや、ニコニコ生放送で「この素晴らしい世界に祝福を!」「幼女戦記」など計6作品のアニメを一挙放送する。

 

 詳細はキャンペーン公式サイトで随時公開する。