三洋堂の新業態「スマ本屋」名鉄神宮前店がオープン セルフレジ運用主体に

2021年7月21日

名鉄神宮前駅改札の目の前に出店した、スマ本屋名鉄神宮前店

 

 三洋堂書店は7月20日、愛知県名古屋市の名古屋鉄道神宮前駅の改札前に「スマ本屋」名鉄神宮前店をオープンした。ウェブで注文し、店頭で受け取る「クリック&コレクト」に特化した新業態店。57坪の小規模出店は同社として初めて。

 

 三洋堂書店ウェブサイトから注文した書籍やコミックなどを、店頭で受け取りセルフレジで精算する。商品はトーハン「e-hon」在庫から出荷し、最短で2~4日で届く。送料や手数料は無料。支払いは現金、クレジットカードのほか、QR決済アプリ、交通系電子マネーにも対応している。

 

 店頭在庫は2万冊ほどあるが、基本的にセルフレジでの運用を主体にする。有人レジは1台。店舗スタッフは2人程度で対応し、時間帯によっては1人での運用も行う予定。

 

 受け取りコーナーでの月商は100万円を目標としている。営業時間は午前7時~午後9時。土日祝日は午前8時~20時。

 

セルフレジ横にある受け取りコーナー

届いた商品を受け取りコーナーから取り出す

セルフレジは3台で対応

個別包装に張り付けてあるバーコードを読み込んで精算

レジ応対サービスカウンターには店員不在を知らせる告知も