新星出版社 『BANKSY』『日本の城辞典』で大型外商企画をスタート

2021年6月22日
 

 新星出版社は6月18日取次搬入で、匿名アーティスト「バンクシー」の作品集『BANKSY』、同月21日取次搬入で、国内1万38の城を収録した『日本の城辞典 日本全国一万三十八古城址総覧』を刊行した。今回の2点の新刊を皮切りに、同社は今後、春と秋にそれぞれ2~3点ずつ新刊を刊行し、高額の外商企画を本格的にスタートさせる。

 

『BANKSY』

 

 『BANKSY』は240ページに渡り、ストリート・アーティスト「バンクシー」の作品を掲載・解説する写真集で、140点以上の作品を収録する。同書は、世界9カ国以上で翻訳予定されているが、日本での発売が世界で最初となる。

 

 バンクシー作品の大半はストリート・アートであることから、すぐに塗りつぶされてしまい、現存しているものも少ないため、同書の希少性は高い。さらにバンクシーとつながりが深いストリート・アート専門家の解説を付けることで、より深くバンクシー作品を堪能できる構成だ。

 

『日本の城辞典 日本全国一万三十八古城址総覧』

 

 『日本の城辞典 日本全国一万三十八古城址総覧』は、中世の城を中心に近世の城・陣屋なども含め、1万38カ所を各都道府県別にリストアップ。名称・所在地・立地・年代・城主などのデータを一覧にまとめ、さらに地方ごとの概説やコラムも掲載する。同社は城ファンや旅行好きの40~60代男性、30~40代の女性をターゲットに見込み、販売促進に注力する。

 

□『BANKSY』= A4変型上製オールカラー/240㌻/定価3850円

 

□『日本の城辞典』= A5判上製/680㌻/定価4950円