IT導入補助金7月末締め切り 光和コンピューターが出版社・書店などに活用呼びかけ

2021年5月26日

 光和コンピューターは経済産業省のIT導入補助金(令和元年度補正予算・令和2年度第三次補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金」)のIT導入支援事業者として、7月30日の2次締め切りに向けて出版社や書店にシステム導入などへの補助金活用を呼びかけている。

 

 

 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等がITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする施策。

 

 補助金対象として採択された光和コンピューターのサービスは、書店向けのレジシステム「KPOS」、非対面タイプの「KPOSセルフ」、ローコストタイプの「KPOSmini」、バックヤードシステム「Book AnswerⅣ」、「外商システム」。

 

 出版社向けは、導入実績300社以上の「出版ERPシステム」、「販売管理(取次・直販)システム」、電子書籍の売上管理と印税計算「電子書籍管理システム」、資材調達と原価管理の「資材原価管理システム」。

 

 補助金額はソフトウエア費、導入関連費を対象に、通常枠(A類型)は1件あたりの補助率2分の1以内で30万円~150万円未満。通常枠(B類型)は1件あたりの補助率2分の1以内で150万円~450万円以下、かつ賃上目標が必須条件とされている。

 

 今回は通常枠とは別に非対面化を前提とした低感染リスク型ビジネス(特別枠C・D類型)を設け、感染リスクに繋がる業務上での対人接触の機会を低減するような業務形態の非対面化に取り組む中小企業・小規模事業者等に対して、通常枠よりも補助率を引き上げて優先的に支援する。

 

 特別枠(C類型)はC類型―1とC類型―2に区分され、C類型―1は1件あたりの補助率3分の2以内で30万円~300万円未満。C類型―2は1件あたり補助率3分の2以内で300万円~450万円以下、かつ賃上目標が必須条件。特別枠(D類型)はテレワーク対応のツールで、1件あたり補助率3分の2以内で30万円~150万円以下とされている。

 

 申請期間は1次締切が5月14日、2次締切は7月30日。同社は申請について成功報酬型の外部コンサルタントの紹介を含めたサポート体制を整えており、1次締め切りで1社の申請を終え、2次締め切りでも6社の申請を予定している。

 

 詳細は同社のIT導入補助金支援のサイトまで。問い合わせは同社、電話03(3865)1981(担当=久保田、石橋、小堀、多田、若井)。