千葉日報社とPR TIMESが業務提携 「千葉日報オンライン」にプレスリリース掲載、地元企業のPRを支援

2021年3月25日

左から千葉日報社・大澤社長、PR TIMES・高田アライアンス担当マネージャー

 

 千葉日報社は3月24日、プレスリリース配信サービス大手のPR TIMESと包括業務提携を結んだ。今後、両社の特長を生かし、プレスリリースコンテンツの掲載、「千葉日報社特別プラン」提供およびPRセミナー共催などの施策を行い、情報流通の活発化を狙う。

 

千葉県に関わるプレスリリースコンテンツを掲載

 

 今回の提携で、千葉日報社が運営するニュースサイト「千葉日報オンライン」に千葉県を拠点とする企業の新情報、同県への新規出店やイベント、キャンペーンなど、PR TIMES配信のプレスリリースが4月1日から掲載される予定だ。

 

 さらに、千葉日報社からの紹介事業者に対し、「PR TIMES」利用開始から6カ月の間、3回まで無料で配信できる「千葉日報社特別プラン」を提供する。申し込みは千葉日報社の申し込みフォームから。

 

 また、両社共催で県内企業向けのPRセミナーを実施し、千葉県の企業・団体による県内外への情報発信を後押しする。このほか、千葉県発の情報が全国に広がるための施策を検討・展開し、地域報道と地域経済活性化への貢献を目指すとしている。

 

大澤社長「デジタルを活用した情報発信ニーズに対応」

 

 千葉日報社・大澤克之助社長はコメントを発表し、「コロナ禍やそれに伴うデジタル化の波は千葉県全域にも及んでおり、地域事業者のデジタルを活用した情報発信ニーズはさらに高まると感じている。地域メディアとして長年、新聞をはじめニュースサイト運営など情報発信を担ってきた千葉日報社と、PR TIMESのノウハウが組み合わさることで、こうしたニーズへの対応がより強化できる」と期待を込めた。

 

 PR TIMES・高田育昌氏(アライアンス担当マネージャー)は「デジタル化の進展などに伴い、メディア業界では新たな挑戦が次々と起きている。当社のリソースや知見を十二分に生かしながら、地域報道や地域経済への貢献に向けた挑戦を、千葉日報社とご一緒できれば」とコメント。なお、今回の連携で、「PR TIMES」パートナーメディアは総計201メディアとなった。