協定書を掲げる大島社長（左）と柴橋正直岐阜市長
中日新聞社と岐阜市は11月18日、中日新聞が来春開設する学校教育用ウェブサイト「中日新聞＠School（愛称チュースク）」の提供と活用支援で協力する協定を締結した。中日新聞社は10月に名古屋市の教育委員会とも協定を締結しており、今回が２例目となる。
同社によると、国の「GIGAスクール構想」に伴い、岐阜市では公立小中学校・特別支援学校の全児童生徒と教諭にタブレット端末計３万２０００台を貸与し、授業などで使っている。
児童生徒らはこの端末を使って、地元のニュースや教材に活用できそうな記事や写真、動画を配信する「チュースク」を利用する。授業などで活用しやすくなるよう今後、両者で協議するとしている。岐阜市役所であった締結式で、中日新聞社・大島宇一郎社長は「新聞の朝刊を開く時に、わくわくする気持ちを子どもたちに感じてもらうことを目指している」とあいさつした。
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