新聞協会賞の受賞記者が講演 12月5、12日に

2020年11月17日

 日本新聞協会は、今年度の新聞協会賞を受賞した記者による講演会を12月5日、同12日に横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)で開催する。6人の受賞者が、各回3人ずつ登壇する。定員は各回50人。うち20人はサテライト会場での聴講となる。

 

 新聞協会賞は今年度から、編集部門に絞って表彰することになった。新聞の価値や公共性を世の中に理解してもらうことが狙い。

 

 講演会の第1回は、12月5日13時30分から16時まで。登壇するのは次の3氏。

 

 ▽教員間暴力のスクープと神戸の教育を巡る一連の報道=神戸新聞社学校再生取材班(代表)編集局報道部・井上駿氏

 

 ▽コロナ重症病棟 医師たちの闘い=フジテレビジョンニュース総局報道局報道センター報道番組部(代表)ニュース総局報道局報道センター報道番組部長・佐野純氏

 

 ▽「にほんでいきる」 外国籍の子どもたちの学ぶ権利を問うキャンペーン報道=毎日新聞東京本社「にほんでいきる」取材班(代表)前編集編成局社会部・奥山はるな氏 講演会の第2回は、12月12日13時30分から16時まで。登壇するのは次の3氏。

 

 ▽「戦没者遺骨の取り違え公表せず」の一連のスクープ=日本放送協会「遺骨問題」取材班(代表)報道局社会部副部長・木村真也氏

 

 ▽焼け落ちた沖縄の象徴=沖縄タイムス社編集局写真部(代表)編集局デジタル報道本部写真部長・崎浜秀也氏

 

 ▽「ヒロシマの空白 被爆75年」「ヒロシマの空白 被爆75年 街並み再現」=中国新聞社「ヒロシマの空白」取材班(代表)編集局報道センターヒロシマ平和メディアセンター長・金崎由美氏