凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』発売前重版で10万部に 中央公論新社

2020年10月2日

発売前に3万部重版し10万部に

 

 中央公論新社は10月2日、同6日取次搬入で発売する凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』に書店からの注文が多いことから、発売前に重版3万部を決めた。初版7万部で2刷10万部に達する。2刷は10月14日出来。

 

 著者は『流浪の月』(東京創元社)で今年の本屋大賞を受賞し、『滅びの前のシャングリラ』は受賞後第1作となる。中公新社はプルーフ版を700部ほど(うち書店に450部)配布したほか、店頭配布用に冒頭33ページの試し読み小冊子を作成し9月18日以降、書店への提供を開始した。

 

 また、初回限定で著者が書き下ろした同作のスピンオフ短編『イスパハン』を小冊子にして書籍にシュリンクパックで挟み込む特典を付ける。

 

 書店からの期待は大きく事前注文が集まっており、発売前に注文が予定の手持ち在庫を上回る見込みとなったことから重版を決めた。同社営業局・東山健部長は「期待する書店さんの思いに答えたい」と話している。