オーム社『キム・ラッキの人体ドローイング』発売、『ソッカの美術解剖学ノート』に続く美術技法書第2弾

2020年7月20日

『キム・ラッキの人体ドローイング』

 

 オーム社は、2018年11月に発行して好評だった美術技法書『ソッカの美術解剖学ノート』に続いて、同じ韓国の省安堂が発行する『キム・ラッキの人体ドローイング』日本語版を7月16日の取次搬入、同18日に発売した。

 

 同社によると、『キム・ラッキの人体ドローイング』は、『ソッカの美術解剖学ノート』の著者が執筆を勧めた経緯があり、原書は初版発行2週間で重版となった。著者のキム・ラッキ氏は、米国コミックスMARVELで長編漫画「X―FORCE」を連載するなどの実力派のイラストレータだという。

 

 『キム・ラッキの人体ドローイング』では、人間のポーズがどのような筋肉の運動や形によって形成されるのかを分析し、「図形化」を駆使したアタリの取り方を丁寧に解説する。「模写だけではたどり着けない躍動感のある人体描写へと、画力を押し上げる一冊として、イラストレータ、漫画家、美大生などにたいへん役立つ」と薦めている。

 

□A4横判/392㌻/本体5000円