ブロンズ新社 絵本作家ヨシタケシンスケ最新作『ねぐせのしくみ』発売、シリーズ320万部突破記念キャンペーンも実施中

2020年7月17日

 

 ブロンズ新社は7月16日、絵本作家ヨシタケシンスケさんの最新刊『ねぐせのしくみ』を発売した。さらに、同社から刊行したヨシタケさんの絵本シリーズが世界累計320万部を突破したことを記念して、イラスト入りのオリジナルグッズが当たる読者プレゼントキャンペーンも同日から始まった。

 

寝ている間に一体何が起きている?

ヨシタケワールド全開、疑問をクスっと笑えるユーモアに

『ねぐせのしくみ』 本体980円/175×220mm上製/28ページ

 同書はヨシタケさんの「寝ている間に、一体何が起きているんだろう?」という疑問から生まれた絵本。子どもも大人もぐっすり寝ていると、何をされても起きなかったり、朝起きるとすごい寝ぐせがついていたりする。そこからアイデアを得て、ヨシタケさんは「もしかすると、寝ている間に、誰かに何かされているんじゃないか…!」という想像をユーモアあふれる発想で絵本に描いている。

 

ぐっすり寝ている間に起きているかもしれないことをユーモラスな視点で描く

 

 眠っている間の出来事を描いているため、絵本の中ではほとんど文字が使われていない。あえて文字を少なくすることによって、読者の想像力を掻き立てるヨシタケワールドが前面に押し出された作品となっている。

 

 また、『ねぐせのしくみ』特設ウェブサイトで作品の魅力を紹介するとともに、ヨシタケさんは「我が家はみんな寝癖がすごくて、朝、家族がどんな髪型になっているのかを見るのが、ちょっとした楽しみでもあります。みんなが寝ている間に、一体何が起きているのだろう? そんな疑問から、この絵本を作りました」とコメントを寄せている。

 

ブロンズ新社×ヨシタケシンスケ 320万部突破記念フェア

 

 著者のヨシタケさんは、“考える”ことを果てしなく突き詰めた「発想絵本」シリーズをはじめ、独自の視点とクスっと笑えるユーモアある作品で、子どもから大人まで幅広い人気を集める絵本作家。

 

 2013年に『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で絵本作家デビューし、同書で第6回「MOE絵本屋さん大賞」と第61回「産経児童出版文化賞美術賞」を受賞。そのほか多数のベストセラーを発表、多くの賞を受賞してきた。

 

 手掛けた絵本作品は英語やフランス語、韓国語など11の言語に翻訳され、日本のみならず世界からも高く評価されている。これまでヨシタケさんがブロンズ新社から刊行した『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』『このあと どうしちゃおう』『ころべばいいのに』『もう ぬげない』『こねて のばして』『ねぐせのしくみ』の7作品は今年、世界で発行部数320万部を突破した。

 

期間は7月16日から11月16日(消印有効)

 

 7月16日から始まった記念キャンペーンでは、ヨシタケさんの描き下ろしイラストが入った特製ツバメノートとコピックペンを抽選で3200人にプレゼントする。

 

 応募方法はキャンペーン対象となっている書籍の帯、または挟み込み用紙についている「応募券」を切り取って官製はがきに貼り、郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・性別・年齢・メールアドレスを明記し応募する。開催期間は11月16日まで。